山篭りHOW TO
山篭りをしたいけどツテもないし、何をどうすればいいかわからない人も多いのではないでしょうか?このコンテンツはそんな人の為に篭り先の探し方や各タイプ別の大まかな詳細などを書き綴っていきます。
行き先を決める
山篭りはいくつかのタイプに別れると思います。たとえば思いっきり滑りたいとか、ワンメイク頑張りたいなど・・・。また、仕事の有無、家を借りるか、ホステルやバックパッカーを利用するかなどさまざまです。「なので何を最優先にするか」を良く考え、「何を犠牲にするか」も良く考える必要があります。
あなたはスノーボードで何をメインにやりたいですか?フリーラン、パウダー、キッカー、パイプ・・・・いろいろあります。何をメインにスノーボードをやりたいかをよく考えてゲレンデを選びましょう。フリーランがやりたいのに小さいゲレンデを選んでしまったり、パイプを頑張りたいのに積雪量が多すぎてパイプが埋もれてしまうゲレンデでは意味がありませんよね(笑)
次に仕事をするかしないかを考えましょう。「どのくらいスノーボードがしたいか」と「篭りに用意できる費用」をてんびんにかけてシッカリ考えましょう。
それでは、タイプ別の篭り先の探し方、メリットとデメリットを紹介します。
スキー場、リゾートホテル編
スキー場やリゾートホテルの場合、10月頃にインターネットや求人情報誌にたくさん求人が入ります。競争率はほとんどの場合が高いです。人気ゲレンデの場合は8倍と聞いたことがあります。(管理人は履歴書を3通出して全部断わられました^_^;)基本的に仕事は忙しいと思います。滑る時間よりも仕事の時間のほうが長いでしょう。なのでガッツリ降った次の日も、みんながパウダー滑っているのを横目に仕事をしなければならない事もあります。
仕事内容もさまざまで、レストラン、受付、駐車場係、リフト係などさまざまで、仕事内容によって忙しかったり、時給が変わったり差があるようです。リフト券はそのホテルによって違いますが、だいたいの所は支給されるみたいです。ホテルによっては使いまわしの場合や、毎回申請しなければならないところもあります。自腹のところも結構あります。
イイ点もたくさんあって、1つのホテルに何十人、何百人といるので、友達がたくさん出来ます。それに働く分お金はかなり貯まります。人にもよりますが、40万とか50万とかを持って篭りを終える人もいます。
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※ リゾートホテル篭りは、篭りの入り口的にはいいかもしれないですね。ツテがなくても気軽に行く事も出来ます。
ペンション編
ペンションはオーナーの考え方次第で天国にも地獄にも変わります。
天国の場合は、朝、昼、夜とも少しずつ滑れ、リフト券支給、給料有、寮費無料と、まるで天国のような条件の話を聞いたことがあります。
しかし、ほとんどの場合が居候扱いでしょう。居候とは、給料はないけど、食事と寝床は提供される状態のことです。給料はなくても仕事はシッカリやらなければなりません。
仕事内容は、食事の準備、掃除、お客さんの送迎などでしょう。篭り先の探し方は、直接電話するのが一番です。インターネットとかでもペンションガイドなどを探せると思います。片っ端から電話をかけてみましょう。
実は管理人もペンションに決まりかけてました。しかし、居候と聞いて断らせていただきました。あとからそのペンションの居候からきいたのですが、リフト券の支給もなく、仕事時間もすごく長くて滑る時間がなかったそうです。行かなくてよかったヾ(
´・ω・)ノ
※ ペンションは当たりとはずれの差が激しいです。個人的にはあまりおすすめしません(笑)
居酒屋・BER編
管理人はは2シーズン居酒屋篭りをしましたが、ものすごく調子が良かったです。居酒屋系の仕事は、夜が仕事なので昼間滑る事が出来ます。本人次第で毎日でも朝一を滑ることが出来ます。
仕事内容は調理やホール係など。忙しいときは殺人的に忙しいです。しかし、お客さんにお酒をご馳走になったりすることもしばしばなので、のんべぇにはたまりませんね(笑)
管理人が働いていた居酒屋は寮があったのですが、ないところも多いみたいです。だから部屋借りの人やバックパッカーに篭りながらバイトしている人もいるようです。また、リフト券支給のところもあるし、居候の所もあるみたいです。やはりオーナー次第ですね。
ただ、夜の仕事なのでナイターを滑ることが出来ません。管理人は2シーズンで5回くらいしか滑れませんでした。ナイターは気温が下がるので雪が軽くなります。あまり滑れなかったのは残念だな・・・。
居酒屋やBERも直接電話をしまくるしかないでしょう。数打ちゃ当たるの精神で頑張りましょう。
※ お金がないけど滑りたい人、お酒が好きな人にはオススメです。でも競争率は高いと思います。
家借り編
家借りは友達何人かでお金を出し合って、アパートやコテージを借りるものです。初めから友達数人で借りるケースもあるし、インターネットの掲示板などで住人を募集しているものもよく見かけます。そこまで気の会わない人はいないとは思いますが、生活サイクルなどが違う人と同じ部屋になってしまうとツライかもしれませんね。
部屋借りの一番の利点は自由が利くことでしょう。朝一からナイターまで、好きな時に滑ることが出来るし、仕事をするかしないかも自分の意思次第です。
しかし、お金はある程度用意しなければなりません。部屋を借りる時に前払いで払わなければならない場合もあるし、敷金などを払わなければならないことも起きてきます。
食事を別々にしたり、当番の人が作ったり、その家にそれぞれのローカルルールが出来たりもしているようです。
部屋の探し方は、9月頃からするのがいいと思います。冬限定となると見つけにくいのも事実です。最近ではマンスリーマンションなどで篭っている人もいるみたいですね。
※家借りはおそらく一番自由が利くし、いいと思います。ただツテがないときびしいし、途中で喧嘩して出て行く人もいるみたいです。
バックパッカー・ホステル編
バッパーなどは基本的に知らない人と相部屋になると思います。個人的にいろんな国の人とかと交流出来るので好きですね。ただ人見知りする人は厳しいかもしれませんね。知らない人ばかりなので、貴重品の管理はしっかりしましょう。
海外なら簡単に見つかるのですが、日本では少ないように感じます。検索エンジンなどを利用して検索してみるといいでしょう。
食事は自分で作ります。バッパーはキッチンを貸し出していて、料理道具も揃っています。
※ 短期の滞在にはいいかもしれませんが、長期なら家借りのほうが安くなると思います。僕は海外に行く時はほとんどバックパッカーを利用しています。バックパッカーの最大の利点は出会いです。
費用などその他もろもろ
費用については人それぞれです。1シーズンで100万使う人もいます。平均すると50万円位でしょうか。ただ働いている人と働いていない人では違いますし、海外と国内では航空券の有無も係わってきます。リフト券も高いところと安いところがあります。
参考までに、ニセコは約9万円、ウィスラーは日本円で約14万円、アメリカのジャクソンホールは為替相場によっては20万円くらいだそうです。
車について
クルマはあったほうがいいです。管理人は2シーズンとも持っていきました。みんなで移動する時、買い物に行く時などは便利ですね。
クルマがなくても誰かに乗せてもらえばいいし、ヒッチハイクも結構つかまると思います。管理人はヒッチハイカーをよく乗せていましたし、カナダの時はよくヒッチハイクしていました。
ただ都会の雰囲気のあるスキー場では危険かもしれません。ウィスラーでヒッチハイクした日本人の女性が事故に巻き込まれたケースもあるみたいです。なのであくまで自己責任でお願いします。野郎なら・・・大丈夫でしょ多分。
最後に
スノーボードが本気で好きなら、やるべきだと思います。
確かに、親や親戚、場合によっては近所の人や友達にまで冷ややかな視線を送られるかもしれません。ただ、あなたの人生です。あなたの人生はあなたに決める権利があるのです。
行かなければわからない世界があるし、年齢的に出来なくなった時にやっておけばよかったと思っても、戻ることは出来ません。
山篭りは楽しいです。そして必ず何かを見つけられるはずです。人生に一度くらいはそんなときがあってもいいのではないでしょうか?
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