

天気とスノーボード

最近では室内ゲレンデや人口降雪などありますが、本来スノーボードは自然に降った雪を利用するスポーツです。当然雪がなければ滑れないし、雪の条件などによって滑り方も変わってくると思います。ここでは天気とスノーボードの関係について語ってみたいと思います。
天気を読め!
ぼくがニセコに篭っていたとき、仕事で看板を下げるときで次の日のゲレンデの状態がおおよそで予想できました。
看板は夕方に出して深夜に下げる。この間に積もった雪の量や質などで予想をしていたのです。もちろん調子がよさそうなときは朝一でリフトに並び、パウダーをいただく。
篭っていればこんなことも出来るけど、そうでもなければなかなかできない。しかし、あきらめることもありません。普段テレビでやっている天気予報や新聞、電話やインターネットでも充分情報を収集できるのです。
基本は「西高東低」
「西高東低」。一回は聞いたことがあるのではないでしょうか?
これは冬型の気圧配置の事で、かなりおおざっぱに言うと「雪が降る」ということなのです。中国の方に高気圧があって、日本海の水蒸気をたくさん含み、日本列島の山で雪を降らせ、からっ風になって太平洋に抜けていくのです。(たぶん)
冬になったら天気予報に耳を傾けましょう。「西高東低」と言っていたら、山は雪が降っている可能性が高いです。
計画を立てよう
新聞のスポーツ欄の片隅やゲレンデのHPなどで積雪情報をチェックすることは出来ますが、「雪質」まではなかなか調べられない。僕が思うのは、「雪質が違ったらやることも変わってくる」のではないかと思います。
雪がたくさん降ったときに「規模は小さいけどパークは充実しているゲレンデ」に行ってしまうと、パークにも雪が積もっているので楽しさは半減するし、雪がずっと降っていないときに「フリーランが面白いゲレンデ」に行ったのでは楽しさが半減するでしょう。
ゲレンデや雪の状況でやることは変わってくると思う。もし、次の週末に行く予定があって、その週に降り続いているのであれば、フリーランが面白いゲレンデに行けばいい。そうなれば行くまでにかかる時間を逆算していけば出発時間などの計画も立てられます。
逆に雪が降っていなければ、パークが充実しているゲレンデに行って遊べばいい。
天気チェックをちゃんとやれば、一回一回のスノーボードの内容を向上させることが出来るのではないでしょうか。
もし天気などに関する質問があるときは、「下野国掲示板」に書き込んでください。わかる範囲でお教えしたいと思います。
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